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オータアサミのシネマトペ!

ミニシアターの元劇場スタッフが発信する映画ブログ

【エスター】これがベストオブホラー【映画】

《夏も終盤ですが》

時たま旦那や友人とホラー大会が開催されるのですが



お決まりのスクリームや




グリーンインフェルノ





ちょっと渋いとこでローズマリーの赤ちゃん




それらを抑えて私的絶対ホラー金字塔は迷うことなくこの少女であります。









《エスター》
■監督
ジャウム・コレット=セラ
■キャスト
イザベル・ファーマン
ヴェラ・ファーミガ
ピーター・サースガード
■日本公開
2009年
■製作国
アメリカ合衆国
■上映時間
123分


※今回の映画は絶対にネタバレ読まない方が楽しめます!!結末には触れないよう気をつけますが、未視聴の方は是非見てから読んでください!!
















《膨れ上がる異物》

映画は悲劇的な死産のシーンからスタート。
ただこれは幸せな家族が壊れていく序章。

赤ちゃんを迎えられなかったケイトとジョンは、彼女に与えるはずだった愛を注ぎ込む子どもを孤児院から家族として迎えることにします。

大勢の子どもたちが賑やかに過ごす孤児院で、ひっそり絵を描いているミステリアスな少女エスターを気に入り里親になることに。

この少女が、コールマン家を内側からミチミチと破壊していくことも知らずに…


《思ったよりも身近なホラー》

とにかく出てくる大人があまりに浅はか。ここが良い!

「愛するべき。信じるべき。うちの子に限って。」
そんな思い込みの隙間を満たしていくのが"異物"エスター。
映画の中では彼女がサイコパスな人間であるためにここまでの悲劇になるものの、どこか身近な題材。
誰かのためにしたと思っている行動が、周囲から見られる自分のための行動だったりして。なーんか思い当たる節がある。
気付かぬうちに異物のナイフが首に差し掛かってるかも。

特に女性は男性よりも怖さ倍増じゃないですかね。
攻め方にタブーがない。もうこれはとりあえず見てとしか。


《衝撃、そしてうすら哀しい》

この映画を見た後ふと脳裏に浮かぶのが「少年は残酷な弓を射る」。



(こちらもオススメ)


私はあの映画を強烈なマザコン映画と認識しているのですが、後味が似てる。
愛されたいという思いが歪みきってたどり着くうすら哀しい悲劇。
ラストは是非是非実際に見て目撃してください。


ということでとにかくとにかくとにかく見ごたえのある大傑作ホラーです。
残暑にいかがですか。


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